サンローラン パリ サングラスコレクション
サンローランは1961年、フランスでイヴ・サンローランにより立ち上げられたオートクチュール専門ブランドです。
1965年に「モンドリアンルック」を発表。抽象画家ピエト・モンドリアンの作品に着想を得てデザインされたこの服は、現代アートをファッションに取り入れた世界初の試みとして注目を集め、サンローランブランドの名を世界的に高めました。その後、女性用の「スモーキングタキシード」、70年代には「コサック・ルック」やフォークロア調のデザインを発表し、名実共にモードの帝王と呼ばれるようになりました。
1966年に開設されたプレタポルテライン「イヴ・サンローラン リヴ・ゴーシュ」は現代にも継承されています。
1990年代後半からはエディ・スリマン、2000年代にはトム・フォードなどがクリエイティブ・ディレクターを勤め、さらに2012年にはエディ・スリマンが再就任したことは、大きな話題となりました。ある意味サンローランらしくない、ロックやカリフォリニアサーフテイストを取り入れた2016年SSコレクションは、ブランドに新鮮さを生み出すことに成功しています。
2016年始めにはエディ・スリマンの後を継いでヴェルサス・ヴェルサーチのクリエイティブディレクター、アンソニー・バカレロの就任が決定しました。
2016年からはケリングがディレクションを行うようになりました。アパレル部門とのつながりが強固になったことでデザインも洗練され、質感は明らかに向上しました。サングラスは、イタリアのバルベリーニ社製の高品質なレンズを使用しています。